手汗、足汗が急に出るようになったら病気の可能性あり
最近になって急に手汗や足汗が大量に出て困る・・・。
そんなあなた!
もしかして、病気かもしれませんよ?
様々な病気の症状のひとつに末端部分からの発汗が含まれます。
今まで健康診断で何も問題がなかったあなたも、急に手汗や足汗が出てきて困っているという人は、ぜひ一度病気の可能性を疑ってみてください。
手汗や足汗が多い人の疑うべき病気とその症状一覧
手汗や足汗が出ている人のうち、急に汗が出る量が多くなってしまって困っているは病気の可能性があります。
具体的には、
- 自律神経失調症
- 甲状腺機能亢進症
- 褐色細胞腫
- ホットフラッシュ
- 糖尿病
等が挙げられます。
それではどういった症状で汗が出てきてしまうのでしょうか
自律神経失調症
体のほてり、めまい、しびれ、疲労感など様々な症状の中で、自律神経のうち、交感神経というのが発汗を促す神経です。
この交感神経が大きく乱れることで大量に汗をかいてしまうこともあります。
手のひらや足の裏などは汗の出てくる汗腺が他の部分よりも多いので、一番多く汗が出てきてしまいます。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺がうまく機能しないことでホルモン分泌が調整できずに汗を大量にかく場合があります。
バセドウ病に限らず、甲状腺がうまく機能しない場合に大量に汗をかくことがあるので、手汗の原因のひとつになりえます。
褐色細胞腫
副腎の内側または脊髄に沿った交感神経節の細胞にできる腫瘍です。この腫瘍からカテコールアミンと呼ばれるホルモンが過剰に分泌され、高血圧、発汗、血糖値上昇などの症状があります。
この症状で発汗の量が多い場合、手や足にも大量に汗が出ることがありますので注意が必要です。
ホットフラッシュ
女性の更年期障害の症状のひとつで、顔のほてりや体のほてりにより大量に汗をかいたり、動悸を感じたりする症状です。
女性ホルモンの分泌量が減ることによって自律神経のバランスがうまく取れなくなり起こる症状です。
手汗と足汗だけで判断するなら殆どの人は多汗症
手汗と足汗が急に出るようになったけど、他の症状も出ないし、正直病気なのか?と思われる方も少なくないでしょう。
でも、手汗や足汗が出るだけの病気に多汗症というのがあります。
主に自律神経のバランスが崩れることによって手汗や足汗を大量にかくこともある病気です。
原因は様々ですが、交感神経が興奮や緊張、集中を誤認識して、昂ることで、発汗が促されます。
普通の人から出る汗の数倍以上の汗をかいてしまうのが多汗症と呼ばれる病気です。
手汗や足汗が急にでて困る、という方は精神的にストレスを感じていたり、緊張を感じている人がなるそうです。
他の病気ならいざ知らず、多汗症については直すというよりも発汗を抑えることはできます。
どうしても気になるなら総合病院へ行ってみてください
手汗や足汗が急に出過ぎて、どうしたらいいのか分からないという方については、まずは総合病院に行ってください。
そこで病気を判断してもらう方がある意味安心すると思います。
変に疑うよりもすぐに行動して、一日も早く手汗や足汗の嫌悪感から抜け出しましょう!
2017/09/21