手汗で汚れたマージャンパイのメンテナンスと汚さない方法

手汗がひどくて牌を混ぜるときに手汗が付いたり、自動卓から出てきた牌に手垢が付いていたり。

こんなことありませんでしたか？私はありました。
私は学生の頃そこそこ麻雀をしていたのでこの経験は苦痛でした。
牌の裏側に手汗の跡が付いているのとかは、自分の汗ですが触りたくなかったのを今でも覚えています。

もしもこれがこのまま続くなら手汗を止めるか、きれいに牌を掃除するしかありません。
様々な方法を調べ、実践した結果、今では手汗を気にせずに徹夜でマージャンができる位にはなりました！

そこで、私が実践している牌をメンテナンスするときに効率的にきれいにする方法と手汗でマージャンパイを汚さない方法をご紹介します。

手汗でついた汚れ＝酸性の汚れだった！酸性の汚れはアルカリ性洗剤で中和するのが楽

手汗でついた汚れ（皮脂）は酸性の汚れです。

何故かというと、手汗の成分は99%が水で出来ていますが、残りの1%が酸性の成分で出来ているからです。
手汗がそのまま乾くと、その汚れは酸性になり、白く目立ちます。

この汚れを取るために必要な洗剤はアルカリ性洗剤です。

理科のお話に近いのですが、酸性とアルカリ性は混ざると中和して中性になりますよね。
実はこの中和を利用することで汚れは簡単に落ちます。
何故かというと、酸性とアルカリ性が中和することで出来るのは塩のようなものだからです。
塩であれば簡単に洗い流せるし、汚れとしても皮脂よりか全然楽に掃除できます。

ほとんどの家庭ではアルカリ性洗剤を常備していることはありません。
一度キッチンに行ってみてみると分かりますが、最近の市販洗剤の大半は中性洗剤です。

家にアルカリ性洗剤があればいいのですが、ない場合はどうすればいいのでしょうか。

重曹は弱アルカリ性なので重曹水はアルカリ性洗剤の代わりになる

重曹は薬局でも500g入って数百円で売っています。

この重曹を水に溶かすだけでアルカリ性の洗剤に早変わりします。
元々、重曹自体は本当に弱いアルカリ性の性質を持っています。
なので、水に溶かすことで簡易ですがアルカリ性洗剤の代わりになります。

しかも驚きなのが、この重曹水はほぼすべての皮脂汚れを落としてくれる万能洗剤であると同時にほとんど無害な洗剤で、しかも材料費が格安なので、ものすごく重宝します。

作り方は非常に簡単で水500mlに対し、重曹大さじ1を入れて混ぜます。
この重曹水を霧吹きに入れて吹きかけるか、雑巾を浸して、固く絞って拭くかの2択でほとんどの皮脂汚れがかなり綺麗になります。

マージャンパイをメンテナンスするなら拭き取り作業がおススメ

マージャンパイのメンテナンスに重曹水を使うなら霧吹きより断然拭き取りをお勧めします。

というのも、見た目では分からないマージャンパイのベタベタやぬるぬるもほとんどが皮脂がくっついて乾いていない状態だからです。
皮脂は脂なのでなかなか乾かずかなり長い間ベタベタします。
しかもみんなが触るので、全体に延ばされて、霧吹きでふき取るくらいじゃなかなか落ちません。

ですので、マージャンパイをメンテナンスするなら確実に拭き取る掃除がおススメです。

やり方は手間がかかりますが簡単で、

重曹水を固く絞ったタオルで1個ずつマージャンパイを丁寧に拭き取る
普通の水を固く絞ったタオルで1個ずつマージャンパイを丁寧に拭き取る
乾いたタオルで1個ずつマージャンパイを丁寧に拭き取る。溝に水分が残ることがおおいいので、入念に拭き取る
時間があれば全体に残った水分を飛ばすためにしばらく乾燥させる
箱にしまう

以上です。

基本的に拭く作業だけなので簡単なのですが、マージャンパイは非常に量も多く、一つ一つ皮脂汚れが違うので結構時間がかかります。
ですが、これをしっかりしていないと、いざマージャンをやるときにベッタベタの牌ですることになり、対局中はめちゃくちゃ気持ち悪いです。

毎回のメンテナンスが快適にマージャンをするコツなんですね。

根本的に手汗を抑えるなら手汗制汗剤「ファリネ」がおススメ

ざっと麻雀牌の掃除方法をご紹介しましたが、実際に麻雀牌を持っている人は少ないかと思いますし、さらにここまで毎回メンテナンスするのは手間だからできないという人もいると思います。

ただ、実際に対局する中で自分の手汗のせいで周りに深いな思いを指せているかもしれないと思うと、メンテナンスするか手汗を抑えていくかしか方法はありません。

毎回掃除をするのはどうしてもできないという人は手汗制汗剤のファリネを使ってみてください。
ファリネは麻雀をやる人にとって一番良い効果がある制汗剤です。

なぜファリネなのかというと、パウダータイプの制汗剤だからです。
手汗制汗剤の中にはクリームタイプやスプレータイプもありますが、麻雀については4人が無作為に牌を触るので、クリームの触感を感じたり、スプレーの水気が付いてしまったりするとやはり違和感を感じるからです。

ですが、パウダータイプのファリネは違います。

ファリネはつけると同時に汗の出る汗腺という穴にパウダーが入り込み、汗腺をふさぎます。
汗腺をふさぐと同時に皮膚を引き締める作用の成分も含まれているので、汗腺の出口が萎んでいきます。
この二つの効果で、ファリネはつけてから約1，2分で手がサラサラになり、少なくても2，3時間以上は手汗を抑え続けてくれるのです。

ファリネであれば使ってすぐに効果も出るし、パウダーもすぐになじむので、他の制汗剤に比べて違和感を感じることも少なくなります。
ちなみに私もファリネを使っていますが、今のところ違和感は感じません。
実際の口コミや私の使用感をまとめたのはこちら

ひどい手汗の原因と止める方法