手汗と足汗の関係性ってあるの?実はあるんです!


手汗に悩んでいる人の多くは実は足汗にも悩みを持ってます。
私自身もかなり足汗に悩んでいて、朝起きると布団の中がじっとりしていて足汗が出ていたり、フローリングの床に綺麗に足あとが出来たり、そこが渇いてずっと残っていたりと、足汗に関する悩みは尽きません。

これって、手汗がすごい出るから同じような末端部分である足にも汗をかくのかなぁ?
何て漠然と疑問に思っていました。

しかし、これは調べてみると、かなり深い関係があることがわかりました。
手汗をかく人のほとんどが足汗をかいていて、しかも悩んでいることがわかりました。

手汗の原因の多くは精神的なストレスからくる自律神経の乱れ


手汗の原因の多くは精神的なストレスからくる自律神経の乱れと言われています。

具体的には、自律神経の中で発汗を促す交感神経という神経が不要に昂って異常なほど汗が出てしまうのです。

本来であればプレゼン前の極度の緊張だったり、仕事が山積みで焦ったりしたときに汗をかくのです。
いわゆる冷や汗というやつですね。
これについては誰でも「手に汗を握る」という感じで感じたことがあります。

私達のように手汗に悩んでいる場合は自律神経が勘違いして常にストレスを感じていると錯覚してしまうことで汗が出続けている状態になります。

足汗の原因は足の蒸れと自律神経の乱れ


足汗の原因は大きく2種類に分かれており、体温の調整のために汗をかいたのに、靴で密閉されてて調節しきれなくなって蒸れてしまうパターンと、自律神経の乱れです。

自律神経の乱れについては手汗と同じように交感神経が不要に昂ってしまうことでかなりの量を発刊するようになります。
しかも、これによって汗をかいた時が靴の中だったら、蒸れてしまって余計に汗をかくはめになります。

これらのことからわかるように手汗も足汗も大きな原因は自律神経の乱れによっておこる現象なのです。

汗をかく理由が自律神経の乱れということであれば手汗をかいている人の多くは足汗にも悩んでいることが分かりますよね。

手も足も、どちらの汗もエクリン線から出る汗だから、対策方法も似てくる

まずはこちらの画像を見てみてください。

これは、皮膚の断面図です。
汗の出るところはエクリン線とアポクリン線という二つの種類の汗腺から出てきます。
私達手汗に悩んでいるひとも、足汗に悩んでいる人も、基本的に出てくる汗はエクリン線という所から出てくる汗で99%が水分で出来ていると言われています。

アポクリン線から出てくる汗については、俗にいう臭いの出る汗と言われており、水分は半分程度で色々な成分が含まれたベトベトした汗となります。

手汗も足汗もエクリン線から出る水っぽい汗だということから、何となくですが、同じような対策を取ることが汗を抑えることに対して一番の近道になると思いませんか?

手汗には手汗専用、足汗には足汗専用の制汗剤がある


対策方法は一緒だと思うのですが、何故か制汗剤はそれぞれで販売されています。

ここからは私の推測となりますが、多分足の方が蒸れやすいので臭いがきつくなる割合が高いのだと思います。
このことから殺菌成分や除菌成分が多く含まれているものがあったり、足の裏の分厚いながらも繊細な皮膚の部分にあう制汗剤があるのではないか、と予想しています。

本当のところはどうであれ、基本的に自分に合った汗の対策を行わないと意味はないと思います。
自分に合った対策を取って、安心できる生活を送りたいですね。

      2017/09/25

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