手が臭いのは手汗が原因？臭いの原因と対策法まとめ

手汗に悩んでいる人の多くは汗まみれの手の臭いです。
「手汗が出ていて嫌だなぁ…」と思っていたら、今度は「だんだん手が臭ってくる…！これって手汗の弊害？」
こんな経験は多いと思います。

では、本当に手汗が原因で手が臭くなっているのでしょうか？臭いの原因と対策方法をご紹介します。

手の匂いの原因のほとんどは汗によって常在菌が繁殖することで臭くなる

汗をかく汗腺というものには2種類あります。
体温調節などを行うさらさらの乾きやすい汗を出すエクリン線とベタベタとした臭いの原因になる汗を出すアポクリン線です。

手汗はこの二つの中でもエクリン線から出る汗です。
手汗自体が臭いということではありません。

そして、通常であれば手が臭いなんてことはあり得ません。
しかし、手汗をかく人の多くは手も臭うことがあります。

その理由は自分の手汗の成分を食べる常在菌が繁殖しているからと言われています。

人間の体は基本的に常に菌が多く存在しています。
体の周りにある常在菌が風邪などの病気の素から身を守ってくれています。
ですが、増えすぎてしまうとあまりよくありません。

実は汗は常在菌にとっては食料も同じです。
「手汗がいっぱい出る＝いつでも大繁殖する可能性大」ということです。

そして繁殖に伴って常在菌は排泄物を出します。
臭いの原因はこの排出物なのです。

でも、手汗は自然に出てしまって止められませんよね？
どうすれば手が臭わなくなるのでしょうか？

手の平の匂いは病気のサイン？対策前に確認すること

手の平の匂いの対策を行う前に必ず確認しなければならないことがあります。
それは、匂いの種類を確認するということです。
人によっては手の平の匂いが病気のサインとなっている場合があります。

手の平の匂いが甘酸っぱい、アンモニア臭がする場合は要注意！

手の平の匂いが甘酸っぱいにおいの場合、糖尿病や無理なダイエットなどで体に負担がかかっていることが多いです。
また、アンモニア臭がする場合は肝臓や腎臓の機能低下、疲労の蓄積などがその原因と言われています。

どちらも体に負担がかかり過ぎているときにする匂いなので、手の平の匂い対策を行う前に必ず確認しておきましょう。

手が臭くならないために…手を常に清潔にしておく

手を臭くさせないために出来ることは、手を常に清潔にしておくことです。

手を洗うというだけでもしっかり気を付けなければ清潔に保つことはできません。

手を洗う際には、必ず殺菌作用のあるハンドソープ、石鹸を使うことが大事です。
また、手洗い時は手の平をゴシゴシ洗うのではなく、指の間や爪の中など、菌が溜まりやすい所は気を付けるようにして手を洗いましょう。

また、手を綺麗に洗った後はできるだけ手汗が出ないように努力する必要があります。
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こまめに手を洗うこと、手汗をできるだけかかないように努力することで手の平の匂いのほとんどが消えます。

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もしも匂いが強すぎて全然落ちない場合は、全身から汗を出してみるのも一つの手

手を清潔にしていたとしても臭ってくることはあります。
どんなに清潔を心掛けてもなかなか匂いが取れない場合は、いっそ全身から汗を出してみることも一つの手です。

というのも、匂いの原因となる成分は常在菌ですが、その栄養源になるものは汗の中にあります。
汗は体内の不要な成分を排出する役割も持っているため、発汗量が減ると汗の中に含まれる不要な成分が多く出てきてしまいます。
これが常在菌を多く増やすことに繋がり、匂いが強くなってしまうことも考えられます。

一度岩盤浴やサウナなどに何度か通い、全身から発汗して体の中からすっきりするのも方法のひとつです。

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