バイオリンやチェロの弦が錆びるほどの手汗はどうしたらいい?


プロのバイオリニストなども悩んでいるという手汗。

人は緊張したり、力が入ってしまうと少なからず汗をかきます。
しかし、私たちのように普通以上に手汗が出てしまう手掌多汗症の場合は事態は深刻です。

バイオリンやチェロなどといった弦楽器では、直接指が弦に触れていくこともあり、かなり早い段階で対策を行わないとすぐに手汗で弦が錆びてしまいます。
弦は錆びるとすぐ取り換えないとどんどん音質が悪くなります。

プロのバイオリニストも実践している手汗の対策方法についてご紹介します。

手汗対策その一、吸水性能の高いタオルを複数用意しておく


オーケストラやコンサートに行くと、必ず弦楽器の演奏者の近くにタオルが置いてあります。
プロが使うタオルの吸水性能は非常に高く、濡れているかどうかもわからない範囲でもしっかりと吸い取ってくれます。

タオルの生地は良いものであればあるほど金額も上がっていきますが、しっかりとしたものを用意すると自分自身も安心できるため、精神的にも手汗を抑えることができます。

手汗対策その二、手汗専用の制汗剤を使う


弦楽器を扱う人の多くは手汗専用の制汗剤を使っています。
弦への負担が一番演奏に影響するので、かなりこだわっている場合が多いようです。

手汗の制汗剤と言っても、ジェルタイプ、パウダータイプ、クリームタイプなど、種類は様々で、それぞれで制汗性能や弦への影響、演奏への影響などが考えられるので、自身に合った手汗専用制汗剤を使っている人が多いようです。

私が使っている制汗剤はパウダータイプのファリネという制汗剤を使っています。
ファリネのパウダーは手の中にある汗の出る汗腺に入り込んで汗を止めるだけでなく、皮膚の引き締め効果もあるので、使えば使うだけ汗腺自体も引き締まっていきます。


期間限定!ファリネを公式サイトで定期購入すると最大70%引きで購入できる


ここまで手汗対策をご紹介しましたが、実際にファリネを買おうと考えた時に金額の高さで躊躇していませんか?

実は、現在ファリネの公式販売サイトでは、期間限定でファリネを最大70%引きで購入できます。
購入方法は簡単で、ファリネの公式サイトから定期購入をするだけです。

手汗の対策で購入するため、日常的に利用することを考えて購入すると、この割引サービスはかなりコストパフォーマンスが高いと言えます。
それに、手汗対策品なので、自分の使っているペースより早く来たとしても全く問題はありません。

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そもそも人体は力を入れるところに汗をかきやすい


そもそも、人の体は面白いつくりをしていて、力を込めたところに自然と汗をかくようになっています。

手をギュッと握ったりすると手の中が、方の周りに力が入っていると脇の辺りに汗をかいたり…。
これは生理現象なので仕方のないことです。

ただ、それで問題ない時と、どうしても汗を止めたいときがあると思います。
必要な時にしっかりと汗をかいて止めるときに止められる用意ができると良いですね。

発汗のほとんどは精神的なものからくるので、リラックスを心がけましょう


制汗剤などを使用すれば、TPOに合わせて発汗を抑えることはできます。

しかし、根本的には発汗の原因のほとんどは精神的なものからくるため、自分自身がリラックスしていることで発汗のほとんどを防ぐことができます。
私たちのような手掌多汗症の人間でさえ、精神的に落ち着いていれば発汗量はかなり抑えられますし、一時的ですが発汗しないこともあります。

リラックスするためにハーブティーを飲んだり、アロマを焚いて落ち着いたりすることが重要です。

弦楽器演奏者は手術は絶対にしないでください


弦楽器演奏者の手汗は非常に問題だということは冒頭でも話しましたが、手術によって治すことだけは絶対にしないでください。

その理由として、手術をすると、副作用として大なり小なり代償性発汗というものが起こります。
代償性発汗とは、手の平以外の部分から大量に発汗してしまう副作用です。

弦楽器の演奏者に限らず、オーケストラ、コンサートで演奏するからの多くはドレスコードされていますよね。
代償性発汗は服の色が変わるほどの発汗が特徴になります。

大事な演奏中に、今度はドレスがびちょびちょなんてことになったら演奏どころではありませんよね?

今回は弦楽器に絞った話ですが、基本的に楽器演奏者の皆さんは手汗対策に手術を選ぶのは絶対にやめてください。

      2017/09/30

 - 手汗について, 手汗を抑える