足汗の基礎知識を学んでしっかり対策を立てましょう


手汗に困っている人の多くが足にも大量の汗をかく可能性があります。
現にっ私も手汗と足汗に悩んでいて、新品で靴を買っても、2,3ヶ月経つころにはむわっとした汗の感じと、嫌なニオイにも悩まされ始めます。

手汗と足汗は体の先端からの発汗で似ていますよね。

足にかく汗についても基礎的な知識をしっかり学んで対策を練りましょう。

足からの発汗は体温調整のために1日に平均200ccも出ている


実際のところ、足の汗って1日どれくらいかいているのかというと、平均して1日200㏄も出ています。
これって実際にコップ1杯分くらい出ていることになります。

汗をかく必要なんてない場所だと思いますが、なぜこんなにも汗をかく必要があるのでしょう?

実は足は体温調節のために発汗しやすい部分なのです。
足の裏には汗をかく汗腺というものが集中しているところで、体の中が暑くなってくると汗をかいて体温を下げます。
この体温調節を行うときに出る汗が多く、しかも靴で密閉されているので足の温度が下がってないと思い、どんどん汗が出てくるのです。

足汗の原因は足の蒸れと自律神経の乱れがほとんど


足汗の大きな原因は2種類あり、足の蒸れ自律神経の乱れに分かれてきます。

足の蒸れについてはブーツをよく履く人や革靴を履く人に多く、靴の構造上通気性の悪いものを長期間履いていると蒸れてしまうことが原因です。

自律神経の乱れについて、自律神経の中でも交感神経という発汗を促す神経が必要以上に昂ってしまい、発汗を促すようです。

足の裏は実は敏感で、靴を履いているだけでもストレスを感じてしまうので、交感神経が不要に過敏だと足汗をかく頻度も上がってしまうのかもしれません。

足汗自体は臭くないけど汗を栄養源に雑菌が繁殖して臭くなる


足汗が原因で足の匂いにも悩んでいる方がいると思います。
最初にも書きましたが私も足の匂いには悩みを持っています。

実は足の汗は臭いの原因ではないのです。
そもそも汗には匂いがありません。

足の裏だけでなく、肌に住んでいる常在菌が汗の水分と皮脂、油分などを栄養源にして大量に繁殖します。
その中での排泄物などが臭いの原因になるのです。
つまり、足汗のせいで繁殖した常在菌が臭いの原因ということですね。

足汗のせいで臭いはするのですが、汗自体はにおわないので、汗をかくこと自体は何も悪くありません。
汗の量をうまくコントロールして体とのバランスの調整をすることが大切です。

最終的な希望は汗のコントロールができること


足の汗は必要なことだとわかりました。
しかし、汗をかき過ぎてしまって靴下やタイツがグチョグチョになってしまったり、異常なほどの臭いに悩まされるのは勘弁してほしいというところですよね。

結論としては、汗のコントロールが自分の意思で出来ることだと思います。
そのために必要なことはできるだけ実践して、効果のあるもの、ないものを今後はご紹介したいと思っています。

      2017/09/25

 - 足汗