足汗がしもやけになる原因？しもやけの原因とだれでも簡単に出来る対策方法はこれ

足のしもやけが辛い・・・。
冬になると良く感じますよね。
仕事をしてても料理をしてても、何をしてても足が痛痒いし腫れて靴が履きにくい、履けないということもあると思います。

殆どの人は足にしもやけができるときに、原因があまりわかっていません。
手であれば、毎日寒いし、洗い物とか手洗いで濡れたりするとできる、というイメージが着くと思います。

それは足だっておんなじです。
しもやけができる原因はほとんどの場合血行不良から起こります。
足の場合、実は足汗が血行不良を引き起こしてしもやけができやすい状況にしているのです。

そこで、足汗と血行不良、しもやけの関係性と、誰でも簡単に出来るしもやけ対策をご紹介します。

しもやけがは血行不良によっておきやすくなる

しもやけの原因は血行不良です。
足先や指先は体の中でも末端になっていますので、体全体の血の巡りをよくしないと中々治りません。

一番身近にできる対策として、しもやけになったらマッサージして血行を良くするということだと思いますが、それでもなかなか治りませんよね。
それは、一時的に血の巡りをよくしても、すぐに血行不良が起こってしまうからです。

体は末端から冷えていくので、末端から血行不良が起こります。
いくらマッサージをしていても寝ている間は冷えが優勢になるのでなかなか治らないというわけです。

足汗が足を冷やして血行不良が起こる

実は、この足の冷えに足汗が大きく関係しています。
そもそも汗ってなぜかくか分かりますか？

汗は、運動などをして体があったまるときに、必要以上に体温を上げ過ぎないように汗をかいて、その蒸発で体を冷やす働きを持っています。

私たちのように熱くもないのに足汗が出てきてしまうと、足自体は冷たくなっているのに、汗が蒸発してさらに冷たくなってしまいます。
冷たくなればなるほど血行不良になりますので、それでしもやけが増えたり悪化したりします。

寝る時の靴下、お風呂上がりの靴下は足を圧迫し汗で蒸れてしまうのでやめた方が良い

足汗で冷えるということから考えると、寝る時やお風呂上がりの時の靴下もやめた方が良いでしょう。

足の圧迫は血行不良につながります。人は寝ている時間が一番長いので、その時間圧迫し続けるのはしもやけを作りやすくする原因のひとつになります。

さらに人は寝ているときに、体温を調節するため手や足などから微量に汗をかいています。これは誰もがかいています。
特に足は一晩に平均200㏄もの汗をかきますので、寝るときに靴下を履くことでかなり足が蒸れてしまいます。

足が蒸れると体が勝手に暑いと勘違いしてさらに汗が出ますし、出てきた汗が蒸発することでどんどん足が冷えます。

また、お風呂上りも同じ状況です。
お風呂上りは体が温かくなっているので、体のいたるところから汗が出やすい状況です。
そこで靴下を履くことで、汗が出た時に蒸れて余計に冷えてしまうというわけです。

では、どうしたら足を温かく保ち、しもやけを防ぐことができるのでしょうか。

足のしもやけ対策方法は自宅のお風呂でやる温冷療法が一番簡単

足のしもやけの対策として一番簡単でやりやすいのがお風呂です。

お風呂の中に両足が入るくらいの洗面器を用意してください。
洗面器は何でも構いません。100均でも最近は結構大きめの洗面器が販売されているので、200円+税くらいでほとんどの場合はそろいます。

まずは普通にお風呂に入ります。
湯船でしっかり体をあっためてください。
そうしたら、洗面器にそれぞれ40℃のお湯と冷たいお水を足が浸かるくらいの量で入れてください。
用意が出来たら湯船からでて冷たいお水の入っている洗面器に両足を入れます。
約1分程したら、次は40℃のお湯に両足を入れます。
約1分程したらまた冷水へ、と3セット繰り返してください。

そのあと、体全体を再度温めるためにお風呂に入ります。
十分に温まったらお風呂を上がる前に足にだけ再度冷水をかけてからお風呂を出ます。

寒くなるかと心配になる人もいるでしょうが、お風呂で体は温まっているので、パジャマに着替え終わるころには足も温まっています。
やることはこれだけです。
もしも、「毎年かなりひどいしもやけに悩んでるし、それだけでは心配」という人は合わせ技で以下の方法も取り入れてみてください。